AIが気になりはじめた人へ
AIって、私に関係あるのかな。
そんなところから、はじめていい。
うまく頼めなくて、
いいんです。
ここは、AIが気になりはじめた人のための、最初の糸口。
勉強も、暗記も、むずかしいことばもいりません。
読んで、遊んで、「これ、私にも使えるかも」と思えたら、それで大成功です。
あんない その1
AIって、けっきょく何?
正確な説明は世の中にたくさんあるので、ここでは「暮らしのたとえ」で3つだけ。ぜんぶ本当のことです。
あんない その2
「上手なプロンプト」なんて、いりません。
同じ困りごと——「今夜のごはんが決まらない」を、3とおりの頼み方でAIに話しかけてみます。タブを押して見比べてください。
あんない その3
今日つかえる、最初のひとこと。
覚える必要はありません。気になったものを「うつす」を押してコピーして、ChatGPTなどのAIに貼りつけるだけ。◯◯のところは自分のことばに変えてください。
ばんごはん
「冷蔵庫に◯◯と◯◯があります。今夜のばんごはん、3つ提案して」
ぶんしょう
「この文章、やわらかい言い方に直して。(ここに文章を貼る)」
こそだて
「子どもに『なんで空は青いの?』と聞かれました。小学生にわかることばで、いっしょに説明を考えて」
きもちの整理
「うまく説明できないけど、◯◯のことでモヤモヤしています。私に質問しながら、いっしょに整理して」
かたよりチェック
「私はこう考えています:(ここに考えを書く)。あえて反対の立場から意見して。遠慮はいらない」
あそびば
その答え、どこまで信じる?
AIと上手に付き合ういちばんのコツは、「信じるところ」と「確かめるところ」の見分けです。4問だけ、遊んでみてください。
たねあかし
手品とおなじ。たねを知れば、こわくない。
さっきのゲームのとおり、AIはときどき間違えます。なぜか——たねは3つだけ。知ってしまえば、ふりまわされません。それぞれに「じゃあ、どうするか」の実用ワザをつけました。
たね ①
じつは、考えていない
AIは意味を考えて話しているのではなく、「次に来やすいことば」を確率でつないでいます。しりとりの超達人のようなもの。だから、もっともらしい顔のまま間違えることがあるんです。かしこい・おろかの問題ではなく、そういう仕組み。
つかいこなしワザ大事な話には「わからないときは、わからないと言って」とひとこと足す。それでも最後の答え合わせは、じぶんで。
たね ②
「わかってくれてる」
わけではない
何でも聞いてくれるので、心が通じた気がしてきます。でもそこにあるのは心ではなく、聞き上手な鏡。「この子だけが私をわかってくれる」になったら、少し休憩の合図です。道具として頼るのは◎、心を預けるのは△。
つかいこなしワザ気持ちの整理に使うのはいい使い方。ただし、うれしい話も重たい話も、ときどき人間にも話す。両方に話すのがコツ。
たね ③
あなたに、合わせすぎる
AIには、あなたが言ってほしそうなことを言う傾向があります。いわば忖度。気持ちいいけれど、反対意見が消えて、考えがかたよっていきます。SNSの「おすすめ」が好みの情報ばかり流してくるのと、同じ仕組みです。
つかいこなしワザ「あえて反対の立場から意見して。遠慮はいらない」と頼む。AIは、頼めばちゃんと反対もしてくれます。
いちばん大事なこと
ハンドルは、あなたの手に。
AIは、考える手助けはしてくれます。でも、人間の代わりではありません。この3つだけ、ポケットに入れて帰ってください。
途中からでいい
最初からうまく頼めなくていい。何に困っているかは、AIと話しながら、途中でいっしょにことばにしていけばいい。
答え合わせは、じぶんで
健康・お金・大事な手続きは、AIの答えを入口にして、公式の情報や専門家で確かめる。この一手間が、あなたを守ります。
最後に選ぶのは、あなた
AIは選択肢をたくさんくれます。でも、あなたの人生の判断をAIに預けない。ハンドルを持っているのは、いつもあなたです。
つぎの糸口
もっと知りたくなったら。
ここから先は、あなたの暮らしと仕事の話。「私の場合は、どう使えばいい?」——次の一歩を、itoがいっしょに考えます。30分・売り込みはありません。
itoに相談してみる糸口ノートで、もう少し読んでみることもできます。